情けなくなる時
私は普通に買い物がしたいのだ。
私は普通に病院に行きたいだけなのだ。
買い物にレジに行く前にとりあえず鏡を探す、
または手鏡を忍ばせて出掛ける。
赤くなってないか一旦確認しなければレジに行けないのだ。
病院の診断でも症状を話すだけでも顔がみるみる、じわじわと
真っ赤になっていく。
レジでも「当店のカードをお持ちですか?」
たった何秒かの出来事、されど何秒かの出来事。
日本中の照明がオレンジ色にならないかなあ。
とにかく白く明るい照明が苦手なのだ。
真っ赤っ赤な顔が顕著になるから。
嗚呼、惨めで情けない。